ソーシャルメディアで人が育つ!be love companyやんこの日記
クーポンを「悪」と考えることについて考える
2017年02月09日
最近弊社はお客様へのライン@の導入に力を入れています。
ライン@(アット)とは、ホームページから引用すると。。。
親しい間柄でのコミュニケーションに特化したLINEとは別に、
情報発信やビジネスにご活用いただけるのがLINE@アカウントです。
あなたのLINE@とお客さまやファンが「友だち」になり、ぐっと距離が縮まります。
こんな感じ。今、個人的には「ライン@」はめっちゃいいと思っています。
で、今回はライン@がどーのというより、「クーポン」についてです。
私はホットペッパーにおりましたので、クーポンにはかなりこだわりがあると思っています。
と、同時にMGもしていますので、安易なオフクーポンなどは避けるべきとも思っています。
しかし、お客様とお話をしていると、
クーポン=悪
と勘違いされているのではないかな?と思うことがあります。
やはり、ホットペッパー文化がそのようなイメージを生み出してしまったのでしょうか。
ライン@に関しては、新規よりもリピーター向けのツールのため、
①新規お友達ご登録時のクーポン
②友達になってくれた方のための定期的なクーポン
この2つがメインとなるわけです。
まず①の新規ご登録時のクーポン。
某有名ラーメン屋さんが「次回ご利用時に使えるクーポン配布」って表示があるのですが、私としてはアホじゃないか?と思います。
私はよく利用はするのですが、次回はいつ利用するかはわからないので結局お友達追加しませんでした。
新規時のクーポンの一番重要な目的は「友達登録」です。ポイントとして「今使えるなら友達になっておこう」という気持ちを生み出すことが大事です。
なのでラーメン屋さんならシンプルにすぐ使える「1ドリンクサービス」とか「煮卵サービス」にすべきです。どちらか選べる、ということにしたら最高です。
次に、②お友達になってくれた方のためへの定期的なクーポン。
ラインの大きな特徴として、メッセージがダイレクトにラインにくるということです。FBページやインスタ、メルマガでさえも「わざわざ見に行かないと」確認できませんよね。
それに比べ毎日恋人と家族と友人と仕事で使用しているラインのトークにメッセージがはいってくる。これは協力なプッシュ広告です。
それなのにくだらないメッセージを送ったらブロックされるのがオチです。
ここで言う「くだらない」とは、「お得でない」「先取り情報ではない」ということです。
特にライン@のお友達は1回はご来店された方、つまり「リピーター」であるわけです。
そんなリピーターさんへ向けたクーポンであれば時にオフクーポンでも構わないと思います。
ただし、期間をアイドルタイムに設定するとか、お店の弱い日にあてるとか。そういう工夫はときにあってもいいかと思います。
オフがどうしても気持ち悪ければ、○○の中から1品サービスくらいのことをやってほしいですね。
もちろん、その1品は「ソーシャルフォトジェニック」でなくてはいけません。
たいしたことない枝豆サービスでは、やらない方がマシです。
毎月一定期間の間にご来店されたお客様に月替わりの一品をサービスしていたお店。
「ウニパスタサービス」なんて時は、言わなくてもお客様がSNSにアップして応援してくれるので結果ウニパスタ以上の効果を生み出します。
これは利益というよりも広告効果を生み出しているわけです。広告効果も金額に換算したら十分な利益につながります。
最後に「複雑すぎるクーポン」これはNGです。
複雑で結局お得でないクーポンやキャンペーンはお客様に強烈な「不信感」だけを残します。
「○○の中から○円以上お買い上げの中から抽選で・・・」
クーポン出したくないんかい!と思います。
クーポン=自店の損
そう考える、お店が多いのだと思います。
クーポンですよ!
クーポン!
あくまでお客様には「お得」と思わせることが第一なのではないでしょうか?
クーポンで上手に集客しているお店は、数字のことも理解しながら「損して得とれ!」が出来ている店舗です。
たとえば、オフクーポンのお客様には積極的にオーダーを聞きにいく、あえて高い料理(ここではPとかMとかはあえて無視します)をオススメする。
お客様は「今日は○%オフだから、ちょっと飲みすぎてもいいか」と心を許し、結局いつもよりたくさん召し上がる、飲む。
クーポンどうのこうのよりも「クーポンをお使いいただいたお客様に気持ちよくお金を使っていただくにはどうするか」これがポイントです。
クーポンを使用したお客様は「普通なら○○円くらいかかるから浮いた分でなんか買ってもいいかな」そう思うわけです。
とはいってもそういうお客様ばかりではありません。
今回はクーポンを使っただけでも「また来たいな」と思わせるしかけや接客が重要になってきます。
エステも一緒です。
単に安いクーポンで「ありがとうございました」ではアホです。
せっかくなので化粧品をオススメしたり、3回コースをオススメしたり。
オススメが購入に至らなくても、「また来たい!」という施術をすることが大事なのではないでしょうか?
ここを理解できていないと最終的に
クーポン=悪
となります。
積み重ねと「人」なんですね、結局は。
=まとめ=
LINE@(に限らないけど)
①お友達追加のクーポンは「今すぐつかえるもの」
②定期的に配信するクーポンは「お得」であって「複雑」はNG
③クーポンを使った人へのアプローチを考えているか
これと全く反対のことをしている方はクーポンで集客しているつもりでも実はお客様が離れているのかもしれません。
クーポンを出すからにはシンプルにお客様にお得を感じていただきながら、さらにお金を気持ちよくはらっていただく方法を考えましょう!
ホットペッパーのころは「本」になりますので、掲載を下げるわけにはいきませんが、今はウェブクーポンが多いので、掲載を途中で下げることも可能なわけです。
クーポンもチャレンジしやすいと思いますよ。
ライン@や販促PRに関するお問い合わせはビーラブカンパニーまで。
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